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特集 泌尿器科検査のここがポイント
G X線検査
逆行性腎盂造影
Q42 CTやMRI,内視鏡検査の診断技術が向上した現在,逆行性腎盂造影の適応,方法のコツ,基本的読影法について教えてください。
Retrograde pyelography:Examination techniques and clinical applications
山下 英之
1
,
越田 竹朗
1
,
大東 貴志
1
,
荒川 孝
1
Hideyuki Yamashita
1
,
Takeo Koshida
1
,
Takashi Ohigashi
1
,
Takashi Arakawa
1
1国際医療福祉大学三田病院泌尿器科
キーワード:
泌尿器科X線検査
,
逆行性腎盂造影
,
尿管ステント
Keyword:
泌尿器科X線検査
,
逆行性腎盂造影
,
尿管ステント
pp.161-164
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101974
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要旨 逆行性腎盂造影(retrograde pyelography:RP)は,近年CTやMRI,内視鏡検査などの画像診断技術の発達により,適応とされる機会が少なくなってきている。しかし,上部尿路の通過障害や血尿の原因を調べるだけではなく,分腎尿細胞診の採取による上部尿路悪性腫瘍の診断確定にも応用するこができる。また同時に,尿管カテーテル留置を行うことで通過障害の解除を行うことも可能であり,本法は泌尿器科領域において非常に重要な役割を占める手技である。本稿では,本法の適応や方法のコツ,基本的読影法について報告する。
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