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特集 泌尿器科検査のここがポイント
G X線検査
排泄性尿路造影(造影剤の副作用対策)
Q41 排泄性尿路造影に使用する造影剤の副作用と対策について教えてください。また,造影剤の点滴開始前に造影剤テストを行うべきでしょうか。
Adverse reactions to iodine contrast media
松崎 章二
1
Shouji Matsuzaki
1
1稲城市立病院泌尿器科
キーワード:
排泄性尿路造影
,
造影剤
,
副作用対策
Keyword:
排泄性尿路造影
,
造影剤
,
副作用対策
pp.158-160
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101973
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要旨 排泄性尿路造影では非イオン性ヨード造影剤が使用され,軽症副作用の発現頻度は3.1%,重症副作用は0.04%と報告されている。造影剤による副作用を事前に予知する方法はないので,重症な副作用が生じたら即座に対応できる体制で検査を実施する。造影剤の投与によって腎機能障害が進行することがあり,検査前の腎機能評価は重要である。安易に造影剤を使用すべきではなく,その使用適応を明確にする。医療事故につながる危険もあり,患者には副作用も含めて十分なインフォームド・コンセントを行う。
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