Japanese
English
特集 男性不妊症に対するマイクロサージェリー
顕微鏡下精巣上体精子吸引術
Microsurgical epididymal sperm aspiration(MESA)
梅本 幸裕
1
,
佐々木 昌一
1
,
郡 健二郎
1
Yukihiro Umemoto
1
,
Shoichi Sasaki
1
,
Kenjiro Kohri
1
1名古屋市立大学大学院腎・泌尿器科学分野
キーワード:
卵細胞質内精子注入法
,
精巣内精子採取術
,
顕微鏡下精巣上体精子吸引術
Keyword:
卵細胞質内精子注入法
,
精巣内精子採取術
,
顕微鏡下精巣上体精子吸引術
pp.571-573
発行日 2008年7月20日
Published Date 2008/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101532
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 閉塞性無精子症の治療には泌尿器科的治療として精路再建術が行われている。これはあくまで自然妊娠を目指してのものである。しかしARTの進歩,とりわけ1992年にICSIが始まってからは,挙児希望のカップルに対しての泌尿器科としての治療は変化してきている。受精に必要な精子の採取に,治療の必要性が変化してきている。このためにMESAあるいはTESEといった手技が重要性を増してきている。しかしこの手技には,染色体あるいは遺伝子異常の伝播といった危険性があることを知ったうえで行われるべき手技である。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.