Japanese
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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 2000
2 皮膚疾患の病態
ドライスキンによる痒みのメカニズム
Mechanism of itch sensation in dry skin
高森 建二
1
Kenji TAKAMORI
1
1順天堂大学医学部附属浦安病院皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Juntendo University Urayasu Hospital
キーワード:
ドライスキン
,
老人性乾皮症
,
痒み
,
表皮内神経線維
Keyword:
ドライスキン
,
老人性乾皮症
,
痒み
,
表皮内神経線維
pp.52-56
発行日 2000年4月15日
Published Date 2000/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903204
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痒みには抗ヒスタミン剤が有効な痒みと無効な痒みがある.ドライスキンを示す疾患の痒みには抗ヒスタミン剤が奏効しないことが多い.本稿では,ドライスキンを示す代表的疾患である老人性乾皮症の痒みメカニズムについて,表皮内神経線維との相関において推察し,動物モデルを用いて神経線維の表皮内侵入メカニズムについて考察した.
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