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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 2000
2 皮膚疾患の病態
薬疹におけるHHV−6
Involvement of HHV-6 reactivation in drug eruption
橋本 公二
1
,
藤山 幹子
1
Koji HASHIMOTO
1
,
Mikiko TOHYAMA
1
1愛媛大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Ehime University School of Medicine
キーワード：
hypersensitivity syndrome
,
HHV−6
,
薬疹
,
ウイルス感染
,
ヘルペスウイルス
Keyword:
hypersensitivity syndrome
,
HHV−6
,
薬疹
,
ウイルス感染
,
ヘルペスウイルス
pp.46-50
発行日 2000年4月15日
Published Date 2000/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903202
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Hypersensitivity syndromeは，1）比較的限られた薬剤が原因，2）原因薬剤の投与開始後2週から6週で発症，3）発熱，4）末梢血の白血球増多，5）肝機能障害，6）皮疹は斑状丘疹型で始まって紅皮症となることが多い，といった臨床的特徴をもつ重症型薬疹である．近年，ヒトヘルペスウイルスの一種で突発性発疹の原因であるHHV−6の再活性化がhypersensitivity syndromeに関与していることが明らかとなってきた．薬疹とウイルス感染が関連する新しい疾患発症機構として注目されている．
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