Japanese
English
カラーアトラス
皮膚平滑筋腫の1例
A Case of Leiomyoma Cutis
中久木 ゆかり
1
,
米澤 郁雄
1
Yukari NAKAKUKI
1
,
Ikuo YONEZAWA
1
1福井赤十字病院皮膚科
1Department of Dermatology, Fukui Red Cross Hospital
キーワード:
皮膚平滑筋腫
,
子宮筋腫
Keyword:
皮膚平滑筋腫
,
子宮筋腫
pp.454-455
発行日 1991年6月1日
Published Date 1991/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900378
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
症例 67歳,女性,無職
初診 平成1年6月27日
既往歴 32歳,子宮筋腫
家族歴 特記すべきことなし.
現病歴 約10年前より背部,前胸部に隆起性の小結節を認めるようになったが,特に自覚症状がないため放置していた.徐々に数が増加したため当科を受診した.
現症 左背部に皮膚割線方向に配列する,小結節の集簇を認める(図1).個々の皮疹は表面茶褐色,小豆大で弾性硬,圧痛自発痛などの自覚症状はない(図2).また右前胸部にも同様の皮疹の集簇を認めた.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.