目でみる耳鼻咽喉科
中咽頭に下垂した巨大な上顎洞性後鼻孔ポリープ
岡田 博文
1
,
宮田 啓史
1
,
今井 準
1
,
森 淳子
1
1大阪鉄道病院耳鼻咽喉科
pp.396-397
発行日 1992年6月20日
Published Date 1992/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900542
- 有料閲覧
- 文献概要
鼻腔にみられる鼻茸のうち,上顎洞より発生し後鼻孔に至り,後方に下垂するものは上顎洞性後鼻孔ポリープと呼ばれており,摘出手技の困難さなどから,その治療法には先達の工夫が凝らされている。この疾患は,日常診療においてもしばしば経験されるが,中咽頭に達し,口腔内より視診し得るほど巨大なものは稀である。
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.