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孤立性後鼻孔ポリープの2例
荻場 芳雄
1
1信州大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.799-801
発行日 1959年10月20日
Published Date 1959/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492202331
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孤立性後鼻孔ポリープは簡単に摘出出来る場合もあるが,その大きさ及び発生部位により摘出困難な事が多く,我々を悩ますものの1つである。後鼻孔ポリープの摘出法については諸家により種々なる方法が考案発表せられて居り,又実際にも症例に応じた適当な工夫により摘出が行われているものと思われる。私は今回比較的摘出困難な孤立性後鼻孔ポリープの2例に遭遇し1,2の工夫を施し摘出に成功したので,ここにその摘出法を簡単に記し報告する次第である。
The cases of postnasal polyposis were operated : one by Suzuki's method and the other by that of Lange.
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