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特集 耳鼻咽喉科医が知っておくべきワクチン医療
《各種ワクチンの最新動向》
肺炎球菌ワクチン
Pneumococcal vaccine
澤田 正一
1
Shoichi Sawada
1
1さわだ耳鼻咽喉科・眼科
pp.336-340
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202339
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POINT
●肺炎球菌ワクチンは小児と高齢者が接種対象者となっている。
●肺炎球菌ワクチン導入により侵襲性肺炎球菌感染症は急激に減少している。
●肺炎球菌ワクチン導入後,小児急性中耳炎ではインフルエンザ菌の割合が増加,肺炎球菌は減少し,耐性肺炎球菌も減っている。
●肺炎球菌による感染症は減ったが,非ワクチン含有血清型が増えてくる可能性があり,今後の動向には注意が必要である。
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