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内容のポイント Q&A
Q1 通所リハビリテーションの普遍的機能は?
全国デイ・ケア協会では,通所リハビリテーションの普遍的機能を①医学的管理,②心身・生活活動の維持・向上,③社会活動の維持・向上,④介護者等家族支援と定めている.
Q2 通所リハビリテーションの基本報酬体系は?
提供する時間(1-2時間,2-3時間,3-4時間,4-5時間,5-6時間,6-7時間,7-8時間)の区分と介護度別,さらには事業所規模別のマトリックス型になっており,1回利用ごとの基本報酬が定められている.一方,要支援者を対象とした介護予防通所リハビリテーションは月額報酬である.
Q3 リハビリテーションマネジメントとは?
生活の場での利用者の状況を評価し,利用者にかかわる医師を含むすべての職種が情報と問題の共有を図る.そのうえで,目標とすべき活動と参加に対して,リハビリテーション専門職はもちろん他の職員,利用者・家族,介護事業者,福祉用具専門相談員等,それぞれが行うべき役割と内容をリハビリテーション会議にて決定する.内容は利用者・家族に直接説明し同意を得たうえで実行され,リハビリテーション会議を繰り返して成果を評価・確認し内容を見直していく.また,口腔・栄養のアセスメントも必要に応じて行う.
Q4 2024年医療・介護・障害福祉報酬改定の通所リハビリテーションにおけるポイントは?
①大規模事業所におけるリハビリテーションマネジメントの実施拡大とリハビリテーション専門職の配置強化,②リハビリテーション・口腔・栄養の一体的な推進,③医療・介護・障害福祉の連携の強化,④要支援者に対する長期リハビリテーションのあり方,⑤地域における自立訓練(機能訓練)ニードの確認,である.
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