特集 眼科基本診療Update—私はこうしている
緊急処置の実際
急激な視力障害を訴える患者—まず何を考えるか
安藤 伸朗
1
1済生会新潟第二病院眼科
pp.326-327
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907101
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はじめに
眼科救急外来において,急激な視力低下を訴える患者がきたときにどう診断するかについて考えてみたい。すなわち,視野検査もままならず,利用できるものは視力表,ペンライト,細隙灯顕微鏡と検眼鏡のみという状況で,緊急処置が必要なことが多い。要領よく診断を進めることが求められる。以下,診断について検査手順に沿って述べる。
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