Report from Overseas
中国における200万余人の盲目についての総合的調査報告
単 汝舟
1
,
単 育平
1
,
賈 宇飛
1
,
李 苗
1
1中国黒竜江省牡丹江国営農場管理局中心病院
pp.1974-1975
発行日 1993年12月15日
Published Date 1993/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901988
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- 文献概要
本稿は中国の眼科雑誌に発表された盲目の調査にかかわる28篇の報告を摘録し,総合した資料である。双盲目罹病率は0.26%,単盲目の率は0.44%,計0.7%である。中国の双盲目の罹病率は世界の発展途上の国家および中間地区より低く,工業化した国家よりやや高い。年齢からみれば,単双盲目はともに60歳以上のグループで多い。性別からみれば,ともに女性が多い。病因からみれば双盲目は白内障が一番で,緑内障がその次である。単盲目は眼外傷が最も多く,白内障がその次である。したがって,白内障は単双盲の中で重要な位置を占めている。
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