文庫の窓から
眼科学講筵筆記
中泉 行信
1
,
中泉 行史
1
,
斉藤 仁男
1
1研医会
pp.1848-1849
発行日 1991年11月15日
Published Date 1991/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900957
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明治初年から同20年代にかけては,東京大学を始め,地方の私塾や医学校において,外国人教師や日本人留学生帰国者による講義が行なわれたが,それら講義の医学生筆記類がいろいろ伝えられている。
明治期の医学生ノートの研究については,先輩諸先生の詳しい報告があるが,ここに掲出のものは明治25〜6年頃の京都府立医学校における浅山郁次郎教諭の眼科学講義をその生徒,森川信吉氏,菊池彦一氏がそれぞれ筆記したとみられる2種類である。
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