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眼科診断学(完)
中泉 行信
,
中泉 行史
,
斉藤 仁男
1
1研医会
pp.210-211
発行日 1990年2月15日
Published Date 1990/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900041
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昔の医家,殊に臨床医家は“見立”が最も大事であるとした。その“見立”は経験の積み重ねによって体得され,しかもそれは直覚的判断であった。
検眼鏡は眼球内の疾患を精確に診断することを可能にしたように,眼の検査に,眼の生理,解剖の知識が採り入れられ,薬物の発見,その他諸器械が発明され応用されるにおよび益々診断上の精度を期することができるようになった。
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