特集 眼科基本診療—私はこうしている
診断に必要な基本技術
視力低下原因の究明—白内障か,否かの評価法
藤野 雄次郎
1
1公立昭和病院眼科
pp.46-47
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900871
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白内障による視力障害は通常,慢性的に起こり,その程度はさまざまである。また白内障患者では羞明,単眼複視,近視化なども訴えるのでそれも参考にする。白内障で,患者が急激な視力低下を主訴に来院することも時にあるが,これは片眼性で気がついてなかった,あるいは膨潤白内障などの場合である。各検査では以下のことに注意する。
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