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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6)
学術展示
白内障眼の視力評価法の検討Glareとの関連について
Role of glare in visual acuity evaluation in cataractous eyes
柴田 崇志
1
,
中泉 裕子
1
,
中沢 益枝
1
,
水野 敏博
1
Takashi Shibata
1
,
Hiroko Nakaizumi
1
,
Masue Nakazawa
1
,
Toshihiro Mizuno
1
1金沢医科大学眼科学教室
pp.830-831
発行日 1988年7月15日
Published Date 1988/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210458
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- Abstract 文献概要
緒言 今日の人工水晶体(以下IOLと略)挿入術を含む白内障手術の進歩は,その手術適応時期についても,従来の概念を大きく変えている.これに伴い白内障の診断にも最近ではさまざまな新しい検査法が導入されている.細隙灯下の観察所見,標準視力測定法による視力などが,白内障の進行を評価する基本的手段であることは,今も変わりはないが,通常の視力検査結果が必ずしも白内障眼の視機能低下を正当に評価しないことは,日常臨床でしばしば経験するところである.白内障患者の視力を通常の視力測定法の他に,補助的視力評価法をも加味して再評価してみたので以下にその結果を述べる.
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