増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
1.屈折/調節の異常・白内障
1)検査
学童近視
長谷部 聡
1
1川崎医科大学眼科学2教室
pp.20-24
発行日 2018年10月30日
Published Date 2018/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212869
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ここが変わった!
以前の常識
●学度近視の進行予防は夢物語である。
●近視も乱視も眼鏡は低矯正とすべきである。
●累進屈折力レンズは老視矯正に処方する。
現在の常識
●学度近視の進行は予防できる。強力な効果と安全性を備える予防治療は確立されていない。
●近視も乱視も完全矯正にはメリットがある。
●累進屈折力レンズは,近見内斜位を示す小児で良い適応である。
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