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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(4)1988年9月 東京
学術展示
黄斑部のacute posterior multifocal placoid pigment epitheliopathy
Macular type of acute posterior multifocal placoid pigment epitheliopathy
吉岡 久春
1
,
久布白 公子
1
,
中村 周平
Hisaharu Yoshioka
1
,
Tomoko Kuboshiro
1
,
Shuhei Nakamura
1久留米大学医学部眼科
pp.800-801
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210789
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緒言 1968年Gassが初めて報告したacute pos-terior multifocal placoid pigment epitheliopathy (以下APMPPE)はよく知られた疾患であるが,このAPMPPEの黄斑部型はGass1)およびYoungら2)の各々1例の簡単な記載があるのみである。われわれも黄斑部に限局した大きい孤立性のAPMPPEと思われる症例を経験し,新知見を見出したので報告する。
症例 22歳,男子。初診1984年8月24日。主訴は右眼の中心暗点,家族歴,既往歴に特記すべきことなし。現病歴:1984年8月15日,風邪をひいたあと急に右眼の中心暗点を来し,8月17日中村眼科受診,右眼の視神経が侵されているといわれ,内服薬を処方された。その後中心暗点,視力改善なきため久留米大学眼科を紹介され来院された。
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