Japanese
English
特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
学術展示
アモバルビタールによる内斜視治療効果(筒井法)のEMGによる解析
An electromyographic study on the effect of amobarbital in esotropia under general anesthesia
田村 修
1
,
三井 幸彦
1
Osamu Tamura
1
,
Yukihiko Mitsui
1
1徳島大学医学部眼科学教室
1Department of Ophthalmology, Tokushima University School of Medicine
pp.506-507
発行日 1982年5月15日
Published Date 1982/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410208590
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
緒言筒井は内斜視に対してamobarbitalを応用し,斜視角が減少または消失することを報告している1)。一方著者らは全身麻酔下で内斜視患者の水平4直筋のEMGを記録し,内斜視の約70%の者に,全麻下でも両内直筋に異常放電が見られることを報告した2,3)。今回はこの全麻下に見られる両内直筋の異常放電に対してamobarbitalがどのような効果を示すかを検討した。
実験方法内斜視患者に全身麻酔(フローセン・笑気混合麻酔)をかけて,血圧および脈博が安定した時点でEMGの記録を始めた。
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.