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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
代謝系に作用するもの
フェノバルビタール
Phenobarbital
加藤 隆一
1
Ryuichi Kato
1
1慶応大学医学部薬理学教室
pp.614-616
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904690
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■一般的性質
フェノバルビタールは次に示す構造をもつ分子量232の脂溶性化合物であり,通常はナトリウム塩として用いる。ナトリウム塩は水に高い溶解性を示す。
フェノバルビタールはバルビチュレートの一種であり,一般的な中枢神経抑制作用を示す。その血漿半減期が長い点から,睡眠薬および抗てんかん薬として臨床的に用いられている。
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