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あとがき
寺崎 浩子
pp.762
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410105251
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厳寒から抜け,あっという間に桜の開花を過ぎてさわやかな日々をお過ごしのことと存じます。日本の眼科の大事業である国際眼科学会も幕を閉じ,静かに勉強に勤しむ毎日となりました。本号は,昨年秋開催された第67回日本臨床眼科学会の講演集の第3回となります。講演集とともに本学会のSIGの報告もご覧ください。
本号で特筆すべきは今月の話題「濾過胞感染への対応 日本緑内障学会『濾過胞感染多施設共同研究』の成果を受けて」です。山本哲也先生には,3月号で「患者(ひと)はなぜ緑内障で失明するのか? 失明回避にTSUNAGUために」と題してご投稿いただき,我々一同感銘を受けたところですが,濾過胞感染は長期にわたる合併症であることから,その時期における治療が将来どのように評価されるかに関わっており,なかなか難しい問題であります。是非ご拝読をいただきたいと思います。
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