今月の表紙
Wilson病
比嘉 智子
1
,
中澤 満
2
1琉球大学
2弘前大学
pp.275
発行日 2014年3月15日
Published Date 2014/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410105136
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症例は27歳,男性。18歳時から肝機能障害を指摘され精査目的に入院となり,当科へ紹介となった。視力は右0.8(1.2),左0.7(1.2)で,眼圧は右9mmHg,左11mmHg,水晶体,中間透光体に異常はみられなかったが,角膜周辺部に黄褐色がみられ,Kayser-Fleischer角膜輪が両眼の全周に認められた。
撮影には,トプコン社製のSL-7Fを使用した。倍率25倍,スリット長10mm,幅3mm,バックグラウンドはoffに設定し,カメラを耳側に振り,スリット光が虹彩からの反射光により角膜裏面の沈着物に,ピントが合うように調整して撮影した。
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