特集 図で早わかり 実戦!眼科薬理
Ⅱ.眼科臨床薬理各論
4.神経系疾患
非定型視神経炎
増田 洋一郎
1,2
1厚木市立病院眼科
2東京慈恵会医科大学眼科学教室
pp.194-198
発行日 2013年10月30日
Published Date 2013/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410105000
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POINT
◎原因検索が治療の原則(詳細な病歴聴取,神経眼科的検査,神経学的検査,血液検査,ウイルス・免疫・分子生物学的検査,電気生理学的検査,MRI,髄液検査)である。
◎狭義の非定型視神経炎はステロイド治療に対する反応が良好であり,発症早期のステロイド治療が視力予後に影響する。
◎ステロイドの投与量漸減中に再発しやすいため,離脱困難な症例には免疫抑制薬を併用する。
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