今月の主題 風変わりな感染経路の感染症
臨床検査の問題点・149
非定型抗酸菌
久世 文幸
,
山中 義雄
pp.290-298
発行日 1982年3月15日
Published Date 1982/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911500
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抗酸菌属に分類される菌種は30以上を数えるようになり,結核菌はその中でも最重要であるが,他菌種についても人間に対して感染性を有するものが知られており,1950年代半ばには結核菌以外の抗酸菌による感染症が明確に位置づけられるに至った.わが国でも時を同じくして取り組みが始まっており,現在ではその重要性に対する認識も大きく広がった.対談でも,同定の微妙さなど話題は尽きない.
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