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連載 今月の話題
角膜輪部減張切開術による乱視矯正
Astigmatism correction using limbal relaxing incisions
南 慶一郎
1
,
宮田 和典
1
Keiichiro Minami
1
,
Kazunori Miyata
1
1宮田眼科病院
pp.1865-1869
発行日 2011年12月15日
Published Date 2011/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410104019
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多焦点眼内レンズなどの出現により,白内障患者が期待する術後視力は良好な裸眼視力へと変化し,乱視矯正の重要性が高まっている。角膜輪部減張切開術(LRI)は,矯正精度はあまり高くないが,導入しやすい用手的手術である。矯正精度が低下する主因の1つは,本来の乱視軸と切開する位置との軸ずれである。本稿では,LRIでの軸ずれとその解決法について概説する。
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