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連載 眼の遺伝病63
RPGR遺伝子異常による網膜変性(1)―g.ORF15+249delC変異とX染色体劣性網膜色素変性
Retinal dystrophy with a mutation in RPGR gene
板橋 俊隆
1
,
和田 裕子
1
,
玉井 信
1
Toshitaka Itabashi
1
,
Yuko Wada
1
,
Makoto Tamai
1
1東北大学医学部眼科学教室
pp.2070-2072
発行日 2004年11月15日
Published Date 2004/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100841
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RPGR遺伝子は1996年にX染色体劣性網膜色素変性(XLRP)の原因遺伝子として同定され1,2),その後2000年に遺伝子変異のホット・スポットである新規エクソンORF15が報告された3)。欧米では,XLRP患者の60~66%にエクソンORF15の遺伝子異常が確認されている3,4)。今回はRPGR遺伝子の新規変異,g.ORF15+249delC変異を認めたX染色体劣性網膜色素変性家系の遺伝子解析結果と臨床像について報告する。
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