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連載 今月の話題
黄斑部疾患に対するトリアムシノロン治療
Intravitreal and posterior sub-Tenon's triamcinolone acetonide for the treatment of macular diseases
野崎 実穂
1
,
小椋 祐一郎
1
Miho Nozaki
1
,
Yuichiro Ogura
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学
pp.1125-1131
発行日 2004年7月15日
Published Date 2004/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100630
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はじめに
副腎皮質ステロイド剤は,抗炎症作用を持ち,古くから眼炎症疾患に使われていた薬剤であるが,近年,トリアムシノロンの眼局所への投与が黄斑浮腫や脈絡膜新生血管,増殖硝子体網膜症などの治療に有効と報告されてきている。ここでは,とくに従来の治療法では十分な効果がみられなかった黄斑部疾患に対するトリアムシノロン治療についてまとめる。
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