特集 着床
[Topics]IVF-ETの臨床よりみた妊卵のQuality評価
佐藤 芳昭
1
,
梶野 徹
2
,
荒川 修
1
,
三宅 崇雄
1
,
谷 啓光
1
,
七里 和良
1
Yoshiaki Sato
1
,
Tooru Kajino
2
1新潟大学医学部産婦人科
2相模原協同病院産婦人科
pp.53-57
発行日 1990年1月10日
Published Date 1990/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904817
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1980年のEdwardsらによる体外受精・胚移植(IVF-ET)の成功以来,世界的にこのテクニックは広く用いられるようになってきた。
多くの不妊症患者にとっては画期的な治療法であるのは確かではあるが,一方ではその着床率の低さや,流産率の高さなどが問題となっている。その大きな原因の一つとしては質の高い(すなわち受精・着床率の高い)卵を見きわめ,利用することがいかに困難であるかを物語っている。
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