今月の臨床 腫瘍マーカーは何を語るか
診断への実践的応用
2.卵巣腫瘍の良性・悪性の鑑別—画像診断との併用
片岡 明生
1
1久留米大学医学部産婦人科
pp.162-165
発行日 1998年2月10日
Published Date 1998/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903169
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
最近の診断学の進歩における腫瘍マーカーの役割はきわめて大きい.しかし,実地臨床において手術を行うかどうか迷うような症例は,かならず画像診断においても描出されるものである.また,画像で描出されるにもかかわらず腫瘍マーカーが検出されない症例も多々認められる.このような場合,腫瘍マーカーの役割をどこにおいて考えるべきなのかを含めて解説する.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.