今月の臨床 頸癌,体癌—診療の現況
予後
27.子宮肉腫の予後因子
藤井 信吾
1
,
土岐 利彦
1
Shingo Fujii
1
,
Toshihiko Toki
1
1信州大学医学部産婦人科
pp.1466-1467
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901556
- 有料閲覧
- 文献概要
一般的事項
子宮肉腫は,婦人科全悪性腫瘍の約1%,子宮体部悪性腫瘍の2.6〜9.7%を占めると言われている。比較的まれではあるが,子宮の悪性病変の中では最も予後のわるい腫瘍である。子宮肉腫の予後に影響する因子としては,臨床進行期に代表される腫瘍の広がりと,組織学的な所見があり,以下それぞれについて述べる。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.