今月の臨床 頸癌,体癌—診療の現況
予後
24.子宮体癌の予後因子
山本 宝
1
Takara Yamamoto
1
1京都府立医科大学産婦人科
pp.1458-1459
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901553
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子宮体癌には患老の予後を左右する転移や進展をある程度予測できる因子がいくつか知られており,その中には治療法の選択や生存率に大きく影響を与えるものもある。これら予後因子は,子宮因子と子宮外因子に大きく分類される(表1)。
子宮因子は骨盤リンパ節(PN)や傍大動脈リンパ節(PAN)の転移をある程度推察することができ,子宮外因子は直接後腹膜リンパ節への転移や生存率に関係してくる。
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