今月の臨床 分娩前後の1週間
ルーチン・ケア
4.臍帯巻絡の見つけ方
田中 守
1
,
名取 道也
1
,
野澤 志朗
1
Mamoru Tanaka
1
,
Michiya Natori
1
,
Shiro Nozawa
1
1慶応義塾大学医学部産婦人科
pp.524-525
発行日 1992年5月10日
Published Date 1992/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900836
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臍帯巻絡は全分娩の1/5から1/4に認められるとされ,分娩時によく遭遇するものである。しかしながら,その臨床的意義については明瞭でないのが現状である。いずれにしても,超音波断層法やカラードプラ法を使用することによって出生前に高精度に臍帯巻絡を診断することが可能となってきているので,その方法につき概説する。
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