今月の臨床 胎児環境をチェックする
臍帯
25.臍帯巻絡の診断と対応
林 公弘
1
,
村上 雅義
1
Kimihlro Hayashi
1
,
Masayoshi Murakami
1
1国立循環器病センター周産期治療科
pp.1342-1343
発行日 1993年11月10日
Published Date 1993/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901521
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臍帯巻絡(nuchal cord)は通常の妊娠分娩の約25%にみられる現象であるが1),ときにIUGR(子宮内胎児発育遅延)や胎児仮死ならびにIUFD(子宮内胎児死亡)の原因となるので正確な診断が必要である(図1)。
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