今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで
薬物療法
漢方,GnRH製剤の使い方―経口剤レルゴリクスを含めて
大須賀 穣
1
1東京大学大学院医学系研究科産婦人科学
pp.959-964
発行日 2019年10月10日
Published Date 2019/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209826
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●経口GnRHアンタゴニストはflare upがなく,速やかに血中エストラジオール濃度を低下させる.
●経口GnRHアンタゴニスト製剤であるレルミナ®錠はリュープロレリンと同様に子宮筋腫に伴う過多月経を改善させ,その効果の発現はより迅速である.
●経口GnRHアンタゴニスト製剤であるレルミナ®錠による骨密度低下はリュープロレリンと同様であり,連続使用は6か月を限度とする.
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