特集 排卵誘発のすべてⅠ non-ART編
8.GnRHの発見とアナログ製剤の開発
大石 元
1
H. Oishi
1
1国立国際医療研究センター病院産婦人科
pp.1169-1174
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001901
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20世紀前半以降の神経内分泌の発展を契機に,視床下部-下垂体-卵巣の機能環の調節機序が徐々に明らかになり,1970年代にGnRHが発見された。その後GnRHのアミノ酸配列を置換した様々な誘導体が開発され,その幅広い生理作用および薬理作用から,現在生殖医療での調節卵巣刺激からホルモン依存性疾患の治療に至るまで幅広く臨床応用されている。
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