Japanese
English
原著
レルゴリクスの子宮全摘術待機症例に対する効果と副作用の検討
The efficacy and side effects of oral relugolix before hysterectomy
齋藤 文香
1
,
小林 織恵
1
,
髙野 みずき
1
,
塚本 可奈子
1
,
岩本 豪紀
1,2
,
田村 和也
1
,
梅澤 聡
1
1武蔵野赤十字病院産婦人科
2武蔵境いわもと婦人科クリニック
キーワード:
レルゴリクス
,
子宮全摘術
,
不正性器出血
,
輸血
,
手術待機症例
Keyword:
レルゴリクス
,
子宮全摘術
,
不正性器出血
,
輸血
,
手術待機症例
pp.720-727
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000747
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要旨
経口GnRHアンタゴニスト(レルゴリクス)はGnRHアゴニストに代わり子宮筋腫の術前に使われるようになったが,実際の使用例についての報告はまだ少ない.当院では子宮全摘前118例に使用し,効果として貧血改善,症状改善,腫瘍縮小,副作用として更年期障害様症状,不正性器出血,高血圧等があり,選択術式ごとに解析したので報告する.術前待機症例への使用は,1例だけ不応例があったが,有用かつ安全と考えられた.
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