Modern Therapy 合併症の母体と新生児リスク
血液疾患の母体と新生児—とくに出血性素因を主症状とする血液疾患について
鈴木 重統
1
Shigenori Suzuki
1
1北海道大学医学部産科婦人科学教室
pp.169-173
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206398
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
血液疾患の合併妊娠は,本来の血液学的な問題のほかに,妊娠継続の可否や,新生児の問題などにまつわる産科学的な諸問題もきわめて大きく,内科医や小児科医と緊密な連絡のもとに対処しなければならないのは当然である。
この稿では,日常の新生児診療にあたって留意しなければならない母体の血液疾患を実際の臨床例に即して解説してみたい。
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.