Modern Therapy 合併症の母体と新生児リスク
甲状腺異常の母体と新生児
兼子 和彦
1
Kazuhiko Kaneko
1
1埼玉医科大学産婦人科教室
pp.175-179
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206400
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甲状腺疾患合併妊娠の頻度は,0.3〜0.88%1,2)で示され,決して少なくない。
なかでも甲状腺機能亢進症はその発症が妊娠可能年齢に好発するためもっとも多く(70〜85%),甲状腺機能低下症は,7〜12%と低率である1,2)。
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