特集 消化器癌切除材料取扱いマニュアル
肝癌切除材料の取扱い(2)
島田 和明
1
,
山崎 晋
1
,
小菅 智男
1
,
高山 忠利
1
,
山本 順司
1
,
井上 和人
1
,
坂元 享宇
2
,
広橋 説雄
2
1国立がんセンター中央病院外科
2国立がんセンター中央病院研究所病理
pp.48-50
発行日 1993年1月20日
Published Date 1993/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905105
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
画像診断の進歩や外科治療の成績向上のためには,切除標本の一定のルールに従った取扱いが重要である.当センターでは1990年12月まで615例の肝細胞癌に対する肝切除が行われ,切除標本の検討がなされてきた.その実績にもとづいて,現在当センターにて日常臨床の場で行っている術中迅速標本,切除標本の取扱いについて紹介する.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.