目で見る外科標準術式・25
肝癌に対する中央2区域切除
山崎 晋
1
,
小菅 智男
1
,
島田 和明
1
,
佐野 力
1
Susumu YAMASAKI
1
1国立がんセンター中央病院肝胆膵外科
pp.69-75
発行日 2002年1月20日
Published Date 2002/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904752
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適応
肝臓の中央2区域切除とは,右葉前区域と左葉内側区域とを一塊として切除する術式である(図1).すなわち腫瘍がこの2区域に限局している症例で適応となる.多くは肝細胞癌や肝内胆管癌などの肝腫瘍,胆嚢癌で肝S4-5に浸潤(Hinf)がある場合が適応である.
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