Japanese
English
特集 切除標本取扱いガイドライン—癌取扱い規約に基づいた正しい取扱い法と肉眼所見の記載法
肝癌切除標本の取扱い(1)
The way to treat with resected specimens of liver cancer
竹並 和之
1
,
高崎 健
1
,
山本 雅一
1
Kazuyuki TAKENAMI
1
1東京女子医科大学附属消化器病センター外科
キーワード:
肝癌切除標本
,
標本整理
,
切り出し
Keyword:
肝癌切除標本
,
標本整理
,
切り出し
pp.615-617
発行日 1999年5月20日
Published Date 1999/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903608
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はじめに
標本整理には重要な役割が3つある.まず第一に術前診断の正しさを検証しフィードバックを行う場であること.第二に観察したいポイントを抑え,的確に組織標本を作成し個々の症例から学ぶ材料を作り出すこと.そして,これら症例の蓄積により手術成績向上の礎となることである.このことを念頭におきながら現在われわれが行っている肝切除標本の取扱い方を特に肝細胞癌について前回1)と同様に紹介する.
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