特集 癌診療に役立つ最新データ
ⅩⅡ.小児癌
小児癌に関する最新のデータ
横山 清七
1
,
平川 均
1
,
上野 滋
1
Seishichi YOKOYAMA
1
1東海大学医学部外科学系小児外科
pp.298-309
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905048
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1985年以降,小児癌の治療成績は著しく向上した.シスプラチンの出現と小児癌治療グループスタディの成果によるものである.さらに肝芽腫に対する肝移植,進行癌に対する造血幹細胞移植を用いての治療により,以前には救命困難であった症例も治るようになってきた.すなわち小児癌を治せる時代がきた.
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