発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002045209
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近年,医療資源を有効に利用することを目的に日帰りを含む短期入院手術が推奨されているが,鼠径ヘルニアも,病院管理者に経済的動機付けがなされれば広く日帰り手術で治療される可能性がある.しかし,日帰り手術が正当化されるためには,緊密なチーム医療体制をとった上で,適切に選択された患者に対し安全な麻酔下に負担の少ない手術を行うと共に,家庭での患者家族の病悩に配慮した医療スタッフによる術後ケアが必要である
©Nankodo Co., Ltd., 2001