私の工夫—手術・処置・手順
腹腔鏡下胆管切開切石術における胆管切開創の縫合
中川 国利
1
,
鈴木 幸正
1
,
豊島 隆
1
,
桃野 哲
1
,
佐々木 陽平
1
,
小山 研二
1
Kunitoshi NAKAGAWA
1
1仙台赤十字病院外科
pp.1268-1269
発行日 2002年9月20日
Published Date 2002/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904975
- 有料閲覧
- 文献概要
胆管切開切石術を鏡視下で行う場合は,胆管切開創の縫合が技術的に困難であり,また縫い代や糸の緊張を微調整できる結節縫合が推奨されている1,2).しかし,結紮回数が多いために難度が高く,時間を要することが難点である.筆者らはこれを連続縫合で行い,かつ結紮が1回のみで済む方法を考案し,良好な結果を得ている.ここに胆管切開後,Tチューブを挿入する場合の筆者らの方法を報告する.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.