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臨床研究
当院における胆囊・総胆管結石に対する一期的腹腔鏡下総胆管切開切石術
One-step laparoscopic choledocholithotomy of gallbladder and common bile duct stones in our hospital
濱田 哲宏
1
,
弓場 健義
1
,
相馬 大人
1
,
小林 哲郎
1
,
大橋 秀一
1
,
谷口 英治
2
Tetsuhiro HAMADA
1
1健康保険組合連合会 大阪中央病院外科
2国家公務員共済組合連合会 大手前病院外科
キーワード:
腹腔鏡下胆管切開切石術
,
腹腔鏡下手術
,
胆管切開
,
総胆管結石症
,
胆管狭窄
Keyword:
腹腔鏡下胆管切開切石術
,
腹腔鏡下手術
,
胆管切開
,
総胆管結石症
,
胆管狭窄
pp.1141-1144
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210879
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要旨
胆囊・総胆管結石症に対し,胆管径によらず腹腔鏡下総胆管切開切石+胆囊摘出を行って,その成績を検討した.対象は2001年9月から13年間で経験した91例.うち27例は胆管径が7 mm以下と非拡張症例であった.胆管径は切開部に相当する部位で計測した.胆管結石数は平均2個(中央値1個,1〜20個),手術時間は187±53分(平均±標準偏差),出血量は29±31 g,術後入院日数は13日(中央値,9〜42日).胆管径は術前MRCPで7.3±2.5 mm,術後Cチューブ造影で7.2±2.6 mmであった.合併症は胆汁漏2例,遠隔期の胆管結石再発3例であった.胆管径によらず本術式を施行できる可能性があると考えられた.
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