Japanese
English
臨床報告・1
腹腔鏡下に切除した尿膜管臍瘻の1例
Laparoscopic excision of an urachal sinus
中川 国利
1
,
鈴木 幸正
1
,
豊島 隆
1
,
桃野 哲
1
,
佐々木 陽平
1
,
手島 貞一
1
Kunitoshi NAKAGAWA
1
1仙台赤十字病院外科
キーワード:
尿膜管臍瘻
,
腹腔鏡下手術
,
臍炎
,
尿膜管遺残
Keyword:
尿膜管臍瘻
,
腹腔鏡下手術
,
臍炎
,
尿膜管遺残
pp.1203-1205
発行日 2000年9月20日
Published Date 2000/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904213
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はじめに
尿膜管臍瘻は胎生期の尿膜管臍側部分が出生後も臍から引き離されずに残り,臍で開口したまれな疾患である1,2).しばしば臍炎を繰り返し,治療に難渋する例が多い3).最近われわれは術前診断が困難であった難治性臍炎例に対して腹腔鏡下手術を行い,尿膜管臍瘻と診断するとともに尿膜管臍瘻を切除したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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