Japanese
English
特集 IVRの現状と問題点
IVRによる胆管内瘻術
Biliary endoprosthesis for treatment of biliary diseases
阿部 展次
1
,
杉山 政則
1
,
泉里 友文
1
,
徳原 真
1
,
山口 康晴
2
,
大和 太郎
2
,
正木 忠彦
1
,
森 俊幸
1
,
跡見 裕
1
Nobutsugu ABE
1
1杏林大学医学部第1外科
2杏林大学医学部第3内科
キーワード:
IVR
,
悪性胆管狭窄
,
胆管内瘻術
,
胆管ステント
,
EMS
Keyword:
IVR
,
悪性胆管狭窄
,
胆管内瘻術
,
胆管ステント
,
EMS
pp.1629-1636
発行日 2001年12月20日
Published Date 2001/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904724
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切除不能悪性胆管狭窄に対するステントを用いた胆管内瘻術は内視鏡的アプローチを中心として今や患者のQOLを大幅に向上させうる確立された安全な手技となっており,良性胆管狭窄や胆道損傷にも積極的に応用されている.最近ではexpandable metallic stent(EMS)が悪性胆管狭窄に対する内瘻化の主流になりつつあり,bare EMSの最大の問題点であるステント内腫瘍進展も留置が容易なcovered EMSの登場によりその克服が期待されている.ステントを用いた胆管内瘻術においては,多種多様なステントの特徴や医療経済を考慮しながら個々の症例に見合った柔軟性のある内瘻術を選択することが要求される.
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