Japanese
English
臨床報告・1
術前経口化学内分泌療法により乳房温存療法が可能となった乳癌の1例
Breast-conserving surgery after neoadjuvant oral chemo-endocrine therapy
江上 拓哉
1
,
黒木 祥司
1
,
大城戸 政行
1
,
横畑 和紀
1
,
内山 明彦
1
,
田中 雅夫
1
Takuya EGAMI
1
1九州大学大学院臨床・腫瘍外科
キーワード:
乳房温存療法
,
術前化学内分泌療法
Keyword:
乳房温存療法
,
術前化学内分泌療法
pp.1473-1476
発行日 2000年11月20日
Published Date 2000/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904310
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はじめに
本邦における乳房温存療法は1998年の日本乳癌学会の集計で全乳癌症例の29%にまで増加した1)が,腫瘍径が大きすぎたり皮膚・乳頭に浸潤があり乳房温存が不可能な症例もいまだに多い.今回,われわれは術前経口化学内分泌療法により腫瘍径が縮小し乳房温存可能となった症例を経験したので報告する.
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