特集 Q&A 自動吻合器・縫合器の安全,有効な使い方
(Q23)直腸手術時,結腸J pouch再建法での自動吻合器の使い方と注意点は.
楠 正人
1
,
柳 秀憲
1
,
山村 武平
1
Masato KUSUNOKI
1
1兵庫医科大学第2外科
pp.1042-1043
発行日 1997年8月20日
Published Date 1997/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902812
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近年,自動吻合器・縫合器の開発により直腸の切除や再建は安全で容易なものになったといえる.特に機能温存という観点からみると,より低位での切除・吻合が可能となり,永久人工肛門回避に貢献している.しかし一方ではstaplerの特性を熟知し,使用に慣れることが切除成績向上や合併症防止のために外科医に求められている.この項では,最近広く行われるようになったcolonic J pouchについて述べる.
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