特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理
Ⅰ.術式別:術前患者管理の実際
13.内視鏡下外科手術
腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術
木村 泰三
1
,
和田 英俊
1
,
吉田 雅行
1
,
小林 利彦
1
1浜松医科大学第1外科
pp.268-271
発行日 1996年10月30日
Published Date 1996/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902490
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腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術における術前管理のポイントは,①インフォームドコンセント(術式,合併症,従来法との比較,対側の不顕性ヘルニアの処置などについて)を得ること,②後壁補強の必要な鼠径部ヘルニアを適応とすること,③心肺機能や出血傾向に関するチェックを行い,高リスク群を除外すること,④十分な腸洗浄処置を行うこと,などである.
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